ぼちぼちいくで
ひろしま徳島県人会 会長 岡本 哲治
ひろしま徳島県人会も、おかげさまで2013年の発足以来,10年目
を迎えることができました。これもひとえに会員のみさまはもとよ
り、飯泉知事をはじめ徳島県関係者、愛媛、香川(讃友会)及び高
知県人会のみなさまの暖かいご支援の賜物と心よりお礼申し上げま
す。
恒例の天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会や県人会の総会・懇親会は2年続けて中止となりましたが、今年度は2年間の冬眠から目覚め、総会・懇親会、そして年明けには男子駅伝競走大会も開催される予定です。
わたしは、県人会誌(2021年2月発行第7号)でのご挨拶で、「人類は間違いなくこのパンデミックを克服すると思いますが、それはワクチンの普及だけでは不可能で、あらゆる既存の社会システムのパラダイムシフトが不可欠です。そしてそれを達成したポストコロナの世界は、明るく希望に満ちているに違いありません。」と書きました。わたしたちは、コロナ禍の中でもがきながら、それまでになかった新しい社会システムを作り上げつつありますが、コロナが姿を変えようとする今、また元のシステムに戻ろうとしています。わたしは、コロナパンデミックで獲得した社会システムを持続可能社会に組み込みながら、古いシステムを捨ててこそ、次のパンデミックやその他の危機にも耐えうる「明るく希望に満ちた社会」が実現すると思っています。
本会の現会員数は74名です。会員の高齢化、活動予算の確保など課題はありますが、会員や関係者のみなさんのご支援をいただきながら、 無理をしないで、ぼちぼち活動をしていこうと考えております。
これからも郷土徳島と広島の架け橋として、相互の発展に貢献できるよう会員一同努めて参りますので、本会に対しまして引き続きあたたかいご指導・ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
最後に皆様のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。